TBSの大ヒットドラマ『VIVANT』の続編(2026年放送予定)で、ロケ地がアゼルバイジャン北部・シェキ(Şəki)のキャラバンサライ(隊商宿/キャラバンサライ=Caravanserai)ではないか、という情報がファンの間で急浮上している。公式SNSに投稿されたキービジュアルの建築のアーチが、シェキの “Upper Caravanserai” と酷似しているとして、「あれはあそこだ!」という声が多いです。
では、この「シェキのキャラバンサライ」がもたらす意味や、ロケ地としての魅力、VIVANTとの相性、そして実際に訪れるならどうかみてみたいと思います!
VIVANT続編のロケ地はアゼルバイジャン・シェキ
VIVAN続編のロケ地はアゼルバイジャン・シェキと考えられています。
報道で「アゼルバイジャンで大規模ロケを行う」と伝えられました
ここで「ビジュアルの建物」と「ロケ地情報」が一致し、シェキ説が有力になっています。
超親日国・神話が残る国
堺雅人さん&制作陣のコメントで発言されています。
アゼルバイジャンは親日的と言われることが多いです。
日本人にはあまり知られていない国
また、上記のようにもコメントがありました。
まだ予想の段階ですが、可能性は高いと思われます。
シェキ(Şəki)とキャラバンサライとは何か
まずシェキはどこかというと、アゼルバイジャン共和国北部、カスピ海の西、コーカサス山脈のふもとに位置する古都。緑豊かな山並みに囲まれ、歴史的建築物が多い地域で、かつてシルクロード交易ルートの一部として栄えた土地でもある。自然景観と伝統的な建築が調和していて、ヨーロッパ・アジア・中東の文化が入り混じる雰囲気を濃く残しています。
キャラバンサライ(Caravanserai, 隊商宿)は、昔の商人や旅人、巡礼者などが、長距離を旅する際に泊まり休んだ施設。宿泊だけでなく、馬・ラクダなどの荷動物の世話、荷物の保管、時には商売の中継地点にもなる場所だ。シェキの “Upper Caravanserai” はその中でも大きく保存状態も良く、石造りの重厚なアーチや幾何学装飾、光の入り方、窓の形などが美しく、とても画になる建築。現在は観光施設・ホテル・カフェとして使われている部分もあります。
📍 地図:Googleマップで見る
VIVANT 続編とシェキのキャラバンサライ:なぜここが選ばれたの?
続編制作陣からのヒントや、ファン・メディアの考察を整理すると、シェキがロケ地候補としての理由がみえてきました
外観ビジュアルのアーチ
公式キービジュアルに写る石造りのアーチ。これはシェキのキャラバンサライのアーチ窓と非常に似ていると多数の比較投稿があります。
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) June 10, 2025
監督のヒント:「超親日国」「日本人にはあまり知られていない」「神話が残る国」
アゼルバイジャンは比較的日本での知名度は高くないものの、親日的との評価もあり、また伝統文化・歴史・神話性(火の信仰や古い伝説など)を持つ場所でもあります。
公式発表時期と撮影期間
続編は2026年7月クール放送予定、ロケ撮影は8月31日以降、アゼルバイジャンでの準備が進んでいるという報道がされました。
物語的にも、風景的にもマッチする場所
シェキのキャラバンサライがVIVANT続編の舞台として“物語”に与える影響は?
異文化・交差する歴史性の演出
VIVANTは前作で架空国家 “バルカ共和国” を舞台にし、国境・民族・国際的なテロ組織など、複雑でダイナミックな設定を持っていた。シェキのような歴史の重みがある町、シルクロードの交易文化を含む土地は、架空国家のリアルな風景として「歴史」「交易」「旅」「異文化の衝突と融合」というテーマを視覚で補強できることがあるとおもいます。
建築・風景の映像美
古い石造りの建物、山あいの自然、手付かずの街並み、アーチ、幾何学模様、光と影のコントラストなど、ドラマとして映える要素が豊富。屋外の撮影において、こうした歴史的建築でのロケ地はドラマの緊張感やドラマチックな場面を盛り上げます!
象徴性のある場所
キャラバンサライは「旅人が立ち寄る中継点/休息の場」という意味を持つ。物語の中で主人公たちが“中継点”として立ち寄るような場面、あるいは物語のターニングポイントとして使われる場所として設定しやすい。VIVANTのような謎や裏切り、過去と現在が交錯するドラマ構造には、こうした象徴的建築がしっくりきますよね。
注意点・未確定情報
ただし、完全に確定しているわけではないです。
- 公式に「アゼルバイジャン・シェキ」ロケと発表されたわけではなく、「可能性」「ヒントに合致する」という段階です。
- キービジュアルやSNS投稿の背景写真の一致が指摘されているが、撮影角度・補正・加工があれば違った見方ができます。
- ロケ地に使うとなると撮影許可・予算・移動・宿泊などのコスト・時間も相当かかる。現地のインフラが撮影に適しているかどうかも重要で、アゼルバイジャンは都市部や観光地は整っていても、山間部や旧市街の狭い路地などは機材運搬やアクセスで難しい場合があるそうです。
ロケ地探しは“物語”を拡げる旅
VIVANTの続編がシェキ・キャラバンサライをロケ地に使うなら、それはただ「美しい風景が映る」以上の意味を持ちます。物語の重み、異文化の交錯、歴史の記憶、旅人としての視点など物語に奥行きが出ます。ファンとしては単純に「この建物見てみたい!」という気持ちだけでなく、ドラマが何を“ここで語ろうとしているか”を考えるきっかけにもなるはずです。
これから公式からの発表があるはずだから、新しいキービジュアル、予告映像、ロケ地写真などを見逃さずチェックしていきましょう。もし本当に行けるなら、現地でその風景を味わい、“ドラマの空気”を肌で感じてみたいです。
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